手順 |
説明 |
タイヤ磨き
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[順1] |
[材2]キャスター のゴムの表面(接地面)をやすりまたはサンドペーパーなどで削り、平らにします。
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すべて(5個)のキャスターについて同様に表面を削ってください。
これはタイヤのグリップを良くし、横滑りしにくくするためのものです。
真剣に作業すると結構時間が掛かります。タイヤ幅の中央の膨らみ(バリ状の部分)が取れれば充分です。
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板材の切断
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[順2] |
[材1]ファルカタ工作材 を、16cm、10cm、19cmの長さに切るため、鉛筆で線を引きます。
(1)は トラクタシャシ、(2)は トレーラシャシ2、(3)は トレーラシャシ1 とします。
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[順3] |
定規を線に沿わせ、カッターで切り込みを入れます。無理に力を入れず、10回程度切り込みます。(板厚の3分の1程度切れれば充分です。)
板の両側面で、切り込み箇所にカッターの刃を押し付けます(刃形をつけます)。
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拡大写真です。
側面に刃型がついています。
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裏返して、刃形を目印に、定規を当て、カッターで10回程度切り込みを入れます。
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[順4]
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切り込み位置を角張ったところ(ここでは厚い本の端)に当て、部材の片方を徐々に大きく揺らすと板が折れます。
もう1つの箇所も同様に切り込んだあと 折ります。断面がきたないので、できれば
やすりがけ をしておきましょう。
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トラクタ(けん引車)の作成/後輪
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[順5] |
トラクタシャシに、キリで前輪用とトレーラ接続用の穴を開けます。
位置は、板幅の中央で、前端から15mm(前輪用)、後端から24mm(トレーラ接続用)です。
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[順6] |
[材2]キャスター の側面を トラクタシャシの側面に沿わせ、後端を3mm離します。
キャスターをその位置に置いたまま、取り付け穴に鉛筆でしるしを付けます。
しるしを付けた箇所にキリで ねじ穴を開けます。
トラクタシャシを裏向けて、キャスター用ねじ穴(4箇所)を大き目のプラスドライバの先で軽く揉みます。これで、さらねじ用のテーパーができます。
[順5]で開けた穴はそのままにしておきます。(さらねじは使わないのでテーパーをつけないこと。
O(オー)型のせっかちさんは要注意ですよ。)
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[順7]
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[材4]さら小ねじ でトラクタシャシに[材2]キャスター(後輪) を固定します。
ねじの頭がやや沈むくらい、充分に締め付けます。
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トラクタ(けん引車)の作成/ハンドルと前輪
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[順8]
ハンドル |
[材3]L型隅金 に [材6]さら小ねじ を差し込みます。(穴が大きいため、ねじが
ぐらぐらしていますが構いません。)
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[順9]
ハンドルと前輪
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[順8]ハンドル と [材2]キャスター(前輪) を [材5]さら小ねじ で締め付け、一体化します。
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真横から見た写真です。 |
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[順10]
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[材10]キャップ にキリで穴を開けます。
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[順11]
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[順9]の前輪軸 をトラクタシャシに差し込みます。
柔らかい板ですから、穴が小さくても無理に押し込めば入ります。
突き出た前輪軸に [順10]キャップ をねじ込みます。
これも無理にねじ込んでいけば、入ります。
これにより、前輪の回転軸が安定します(ぐらつきが無くなります)。
キャップが緩まないよう、ワッシャとナットをはめます。
さらに、ナットが戻らないよう、接着剤を付けておきます。
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トレーラ(被けん引車)の作成
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[順12] |
トレーラシャシ1にねじ用の穴を3つ開けます。
位置は、板幅の中央で前端から15mm、後端から20mmで側面から25mmです。
前方はトラクタとの連結用、後方の2つはトレーラシャシ2との接続用です。
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[順13] |
トレーラシャシ1の前方に [材7]なべ小ねじ を固定します。
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これをキングピン(連結ピン)に見立てます。
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[順14] |
[順6]〜[順7] を参考にして、トレーラシャシ2に [材2]キャスター を固定します。
キャスター側面をシャシ側面に沿わせ、後端のアキは3mmとります。
キャスターの穴位置に しるしを付け、キリで穴をあけます。
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シャシを裏返し、ドライバーでねじ穴を揉みます。
キャスターをさら小ねじで固定します。
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ねじの頭がわずかに沈むくらい きっちり締めます。
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裏から見た様子です。
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[順15] |
トレーラシャシ1の後部にトレーラシャシ2をぴったりと合わせます。
トレーラシャシ2との接続用の穴にキリを突っ込み、トレーラシャシ2に穴を開けます。
トレーラシャシ2を 後方に65mmずらして、同様に穴を開けます。
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[順16] |
もう一度、トレーラシャシ1の後部にトレーラシャシ2をぴったりと合わせ、[材7]なべ小ねじ
で、トレーラシャシ1と2を接続します。
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